儀式こそストレス社会の救世主だ

ストレスまみれの毎日に効く「儀式」の効果をあなたはご存知ですか?儀式とは?その効用とは?

儀式とストレス

「あなたは儀式をしていますか?」

そう問いかけられたら、多くの人は「何のことだろう?」と思ってしまいますよね。

儀式というと、なにか信仰めいた匂いもしてしまいます。

ですが、ここでいう儀式は単なる「行動様式」のことです。

もっと言えば「行動様式が伴う非日常的体験」の事です。

この行動様式が伴う非日常的体験こそが、ストレス社会に効く特効薬なのです。

例えば、「茶道」はどうでしょうか?

茶の伝統儀式に則り頂く際に、あなたは特別な感情を抱かないわけにはいかないでしょう。

もっといえば、スポーツもそうです。

ルールという行動様式に基づいて行われるプレーによって、多くのアマチュアはストレスを発散することになるでしょう。

このように、我々の身の回りに「儀式」は多く存在しているのです。

儀式の効用

それにしても、なぜ我々は「儀式」を好むのでしょうか?

それはひとえに、習慣化された方が楽だからです。

毎回毎回新しい行動様式で臨むのはしんどいためです。

朝起きたら歯を磨いて顔を洗うといった習慣があったほうが、人はスムーズに行動できます。

それはストレスを発散する非日常的体験の時も同じです。

散歩、庭の手入れ、楽器の練習、薪割り、水泳、サイクリング、日記、瞑想…。
これらを決まった日時や決まったルーチンで行う時、人はマインドフルネスな状態に入り、癒されます。

習慣化された非日常は、私たちの心を癒してくれるのです。

ゆえに、このような習慣を持っていないと、「休日に何をしたら良いのかわからない」「休日をうまく使ってストレスを解消できていない」といった事態が起こります。

起こりますと書きましたが、これは昔の私です。

休日に何をしたら良いのかわからずに、うまくストレスを吐き出せていませんでした。

なんのための休日なのやら…。

そういった人こそ、休日や空いた時間に、非日常的な行動様式の「儀式」を取り入れていただきたいのです。

儀式入門

外界や日常から切り離してくれる習慣化された儀式の効用は分かった。でも、どうやれば…。

あなたには、趣味や好きな分野があると思います。

それがプライベートで心底楽しめることなら、なにか習慣化できないか考えてみてください。

例えば私の趣味はクラシック音楽です。

この場合、「毎週土曜日は必ずコンサートに出かける」とか「土曜日の午前中は自宅で音楽鑑賞をする」といったことが考えられます。

特定の日時に特定の非日常的体験をするようにすると、儀式が持つパワーを活用できるので、その点を意識してみてください。

儀式はつまらない?

ちなみに、「儀式なんてつまらない」と思った人はいませんか?

それはある面で正解です。

儀式ばかりではつまらなくなってしまいます。

ではどうするかというと、儀式の中にランダム性を取り入れるのです。

先の「土曜日の午前中は自宅で音楽鑑賞」であれば、手持ちのCDの中から曲目を自分で組み立てて作るという過程を取り入れるのです。

すると、決まった日時に音楽を聴くという定型と、膨大なCDの中から曲を選ぶという無作為型の両者が共存し、ほどよい塩梅になります。

スポーツなら、ちょっとルールをいじるといったことが考えられるでしょう。

もちろん、たまに儀式そのものを変えてみるといった方法でも良いと思います。

ようは、あなたが心地よい儀式であればそれで良いのです。

肩に力を入れずに、取り入れてみてください。

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